文化講演会

海岸寺・宗教文化講話Vol.2のご案内

共時的日本宗教史(第3回)

—神祇信仰~神仏習合~神仏分離—

弘法大師空海誕生のゆかりの寺、屏風家浦海岸寺で日本宗教の歴史を解き明かす宗教文化連続講話第2シリーズの第3回目。
講師の白川は多度津町生まれ、長年宗教文化研究に携わり、四国や九州の大学で教鞭をとってきた。 

私たち日本人の宗教とは何でしょうか?この問いに正確に答えることは難しい。宗教に関しては、まったく無関係だと答えることが日本人の一般的態度である。それでいて、初詣に殺到し、葬式・法事は仏教で、結婚式はキリスト教が一番人気でクリスマスや最近ではハロウィーンまで風物詩となっている。この宗教的混乱の原因が我が国の「不幸な」宗教史なのである。
弥生時代以降現在までの2千年の歴史の中で、750年から1868年までの約1120年間の宗教は一言で言うと、「神仏習合」であったのだ。我が国固有の神祇信仰と外来の仏教との奇妙な融合であるこの神仏習合はどのように起こり、定着し、そして明治元年の「神仏分離」によって終焉を迎えたのか、香川県西部の身近な例を交えて解説してみたい。

 日  時 9月20日㈯13:30~15:00
 会  場 海岸寺 会館1F(本堂横)
 講  師 白川琢磨(福岡大学名誉教授)
  参加費 お心任せ (当日受付)

お問合せ 空海の母の里宗教文化講話係 TEL:909-4503-0524
  <次回のご案内>
共時的日本宗教史(第4回) 10月20日㈯13:30~15:00

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