「空海の母の里」
- 海岸寺・宗教文化講話のご案内 Vol.2弘法大師空海誕生のゆかりの寺、屏風家浦海岸寺で日本宗教の歴史を解き明かす宗教文化連続講話の第2シリーズの1回目。講師の白川は多度津町生まれ、長年宗教文化研究に携わり、四国や九州の大学で教鞭をとってきた。 日本人の宗教―霊魂の現場主義 (第1回) ~香川県西部の具体的事例を交えつつ~ 私たち日本人の宗教とは何でしょうか?この問いに正確に答えることは難しい。宗教に関しては、まったく無関係だと答えることが日本人の一般的態度である。それでいて、初詣に殺到し、葬式・法事は仏教で、結婚式はキリスト教が一番人気でクリスマスや最近ではハロウィーンまで風物詩となっている。この宗教的混乱の原因が我が国の「不幸な」宗教史なのである。 弥生時代以降現在までの2千年の歴史の中で、750年から1868年までの約1120年間の宗教は一言で言うと、「神仏習合」であったのだ。我が国固有の神祇信仰と外来の仏教との奇妙な融合であるこの神仏習合はどのように起こり、定着し、そして明治元年の「神仏分離」によって終焉を迎えたのか、香川県西部の身近な例を交えて解説してみたい。 日 時 7月26日㈯ 13:30~15:00 会 場 海岸寺 会館1F(本堂横) 講 師 白川琢磨(福岡大学名誉教授) 定 員 30人 参加費 お心任せ ― 当日受付 ■お問合せ■ 空海の母の里宗教文化講話係 TEL 090-4503-0524
- 海岸寺・宗教文化講話のご案内日本人の宗教―霊魂の現場主義 (第4回) ~香川県西部の具体的事例を交えつつ~ 弘法大師空海誕生のゆかりの寺、屏風家浦海岸寺で日本宗教の歴史を解き明かす宗教文化連続講話の第4回目。講師の白川は多度津町生まれ、長年宗教文化研究に携わり、四国や九州の大学で教鞭をとってきた。 世界の他の民族と比較して、宗教の自覚に乏しく、ほとんど無宗教とも言えるのが私たち日本人の特徴である。だが果たして真の無宗教と言えるのか?講師の長年にわたる調査や経験の中から見えてくる「霊魂の現場主義」とも言うべきユニークな宗教性を解説し、日本宗教史の序論としたい。その後、日本宗教の歴史を系統的に辿り、「神祇信仰」「神仏習合」「神仏分離」という3つのトピックに焦点を合わせて述べていきたい。特に、香川県西部の具体的事例を交えてお話ししていきたい。 日 時 6月7日㈯ 13:30~15:00 会 場 海岸寺 会館1F(本堂横) 講 師 白川琢磨(福岡大学名誉教授) 定 員 30人 参加費 お心任せ ― 当日受付 ■お問合せ■ 空海の母の里宗教文化講話担当 TEL 090-4503-0524
「空海の母の里」とは
多度津町屛風ヶ浦エリア(白方地区)は、弘法大師空海の母・玉依御前ゆかりの「屏風浦海岸寺」「仏母院」「熊手八幡宮」の三社寺があることから、多度津=「空海の母の里」として、魅力ある地域づくりを進めています。

この地域の言い伝えでは、玉依御前はここ西白方にある熊手八幡宮で子宝授与を祈願し弘法大師を身ごもり、屏風浦海岸寺に産屋を設け出産し、玉依御前の御屋敷跡に建てられた仏母院には現在も空海の臍の緒を納めたと伝えられている「胞衣塚」が祀られています。
